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  • 2月4日 有給申請書を提出

    社員の有給申請は口頭で言う会社だが、ちゃんと証拠を残さなきゃとラインと書類で申請したわけですが。

    会議室に即呼ばれる。笑

    普段は味方のフリをしているくせにしっかりと専務の肩を持つ世渡り上手な上司を視界にも入れず、専務の目をしっかり見すえながら、それを破るなり何なり、それはそちらの領域の話ですからで終了。

    ここで、また、業務内容が減るから週2,3日にするのはいいですかの謎の提案。なんでそんな話今するんだよ、の2回目なので、さすがに家に帰って考えた。なんだ、2,3日にすれば有給出さなくていいからじゃん。笑

    同じ業務をやっているある人がもうすぐ退社するから、これからどうすんだこの仕事量!と思っていたので、この状況で何いってんだアホか、の心がスッキリした。

    応じるわけがない。

    その件に関しては実際そうなってみないとわかりませんので一切お答えできませんで回避し、生ぬるい返事をしない私が本当に素晴らしかった。

    実際そうなるわけねえだろ、意図的に今の仕事をほかの人に回すせこい真似をしなきゃな!と心から思っていたから言えたのだが、言い切った後、人が足りない状況をリアルに見ているはずなのにその場で一言も口を挟まない上司の不審な態度に気づき、この仮の話をこれからひょっとするとやりかねないな?と思いました。しっかり経過を書いていき、この高級品を扱う、品の良いお金持ち層を顧客にする会社が、実際はどの程度の品をお持ちなのか、しっかり見て書き残しておきたいと思います。

  • 2月3日 立派な表層のうら

     社長が属す組織の、立派なお言葉

    一応言っておくと、ここにこの言葉を書かれている組織の会長様は、おそらく立派な人間であると思います。ネットに公開されているものなので、引用も特に問題ないと思います。

    問題は、このような「奉仕」などとは程遠い、法律最低限の保証さえ従業員に与えない人物が、ここに属しているという事実です。何人もの人が、明日の生活を人質に涙を飲んで妥協してきたこと、あるいは現在進行系で妥協している事実があります。

    私は状況によっては、ここに書類を送りつけ、そこに属す価値がある会社かどうかを理事会に委ねる準備をしました。

    特に問題ない、とされてスルーされ、たとえば1年後にも属し続けていた場合には、その事実をここに書き込む予定です。属している企業が、他にも違法労働をさせている可能性が高くなってくるからです。

    従業員の苦しみを土台にしたボランティアなど、ファッションとしてのボランティアとしか言いようがありません。

  • 自己紹介とこれまでの経緯

    自己紹介とこれまでの経緯

    2月3日

    私は、現在、とれなかった有給分をマイナスすると、愛知県最低賃金にも満たない金額で働き続けるパート6年目の専門職の女です。子どもが高校に合格する少し前から社会で第2の人生を模索し始めた、というありふれた女の一人。それまで子どもの入試を塾なしで家庭で支えることに邁進、こういう考え方をする女もわりとありふれた存在ではないでしょうか。

    そんな、ありふれた平凡な女の私が、これから、6年誠実に勤め上げたブラック企業に、すでに口頭で却下された有給を、何回も申請していくつもりなのです。何を血迷ったのか、と同僚は返します。どうせ何やっても無駄だよ、とも言います。ところで今のところ会社を辞める気はありません。同僚たちは心根の優しい人ばかりで、交流が楽しいからです。そりゃそうかもしれません。ブラックをやめずに何年もいる、その事自体が優しい、優しすぎる性格を物語るのかもしれません。ちなみにやめていった人は数しれず。5年で社員含めて半分は入れ替わる恐ろしい会社。上層部の人たちは、はいさよならと言ってそうな涼しい顔で最後の挨拶に無言で頷く有り様です。何度もみてきました。

    辞める気がないのに、今後やめさせられる事態になるなら、それはそれで誰かの参考になると思いますし、ブラック企業と聞いて大概の人が思い浮かぶように口の汚い経営者なので、堅実で真面目に業務に尽くしてきたこの私に、何を言ってきても不思議ではありません。

    というわけで、私はありふれた底辺時給の女らしく、わなわなと震えだしました。そんな年で転職も容易にできねえだろ!文句言わずに底辺で働いてろ!という声が、実際に言われもしないのに脳内に鳴り響くからです。ですが、ちょっとだけ平凡じゃない第2の私がいるらしく、やったろーじゃないの!とワクワクしているのです。困りますね(笑)このとんでもなく元気な第2の私にふりまわされそうな平凡な女の私が、恐ろしさのあまり眠れない昨夜、ふいに思い出したこと。

    それは、アウシュビッツでのこんな話です。

    つらい監獄生活に耐えた人の特徴は、監獄を出たあとの生活をリアルに思い描き、毎日同じことを繰り返していた人、というのです。イチローが毎回同じジェスチャーをしてバットを構える、という話を思い出しました。他にも、偉大な人たちがいつも同じ時間に走る、同じ時間に何かを必ずする、という話は頻繁に聞きます。

    あ、そうだ

    私には、まだ手つかずのドメインがありました。

    誰かが見ているかどうかなんて関係なく、リアルタイムに書いていこうと思いました。だってアウシュビッツでは観客は誰もいないのです、ただ毎日何かを自分のためにしていた人がいただけです。明日死ぬかもわからないのに、それだけで精神を病まずにいられたというのです。

    私は自分でも思うし人にも言われる素直すぎる女、毎日とにかく書いていこうと、支給されてもいない有給を使って書き出しました。あ、もちろん一応事前に言ってあります。有給も口頭のこの会社に書類を書く意味はもちろんあります。後にちゃんと効力を持つといいのですがね、いまのところ半信半疑でしかありません。このブラック企業監獄で、明るく楽しく素敵な同僚とランチなんかしながら、一人で戦っていこうと決意しました。同じような方の目に留まれば幸いです。